アイアンガーヨガ・講師
【ヨガとは】
サンスクリット語「yuj ・ユジュ」が語源で、コントロールする、調和をとる、繋ぐなどの意味があり、古来より途切れることなく引き継がれてきた伝統的なものです。
ヨガを練習する事で、私たちの身体、心、そして魂を一つに繋ぎます。そして、自分自身を知り、周りの人と調和を持って過ごすことができるようになります。
ヨガとは、隔たらずバランスのとれた生き方をしなさいとの教えです。
【アイアンガーヨガとは】
インド出身のYogacharya B.K.S.アイアンガー師によって構築されたヨガのメソッドです。
幼少期は病弱だったB.K.S.アイアンガー師は、アシュタンガヨガの土台を築いた(近代ヨガの父である)クリシュナマチャリア師の下でヨガを始める。B.K.S.アイアンガー師は没する直前までの彼の人生全てをヨガの実践と研究に費やし、様々な功績を残し、いま現在も世界中に多大な影響を与え続けています。
アイアンガーヨガは、欧米を中心に「ヨガといえばアイアンガーヨガ」と言われる程、世界中で浸透しているヨガです。アイアンガーヨガが世界に広まった際“山火事のように広がった”と師の本にも記載されている程です。
B.K.S.アイアンガー師が書いた「Light on Yoga(ハタヨガの真髄)」は、正しいアサナを習得する為の本として、ヨガスタイルを問わず様々なヨガ練習生に読まれているヨガバイブルの決定版と言えます。
アイアンガーヨガの特徴として、アライメント(正しい身体のつながり)、プロップス(補助道具)、シークエンス(目的に応じたポーズの順番)があります。それにより、未経験・経験が浅い・故障歴があってもヨガの効果を最大限に引き出すことができます。
継続的に練習を続ける事で、弱く柔らかい部分は強化され、固い部分は柔軟になり、歪みが矯正されていきます。体が変わることで生活習慣や考え方の癖におのずと気づいていき、少しずつ自分自身をコントロールする事ができるようになります。
自分に気付き、自分を育み、新しい自分に出会える、人生をより良くしたいと望む方にアイアンガーヨガは役立ちます。
・2004年「Time誌」では、“世界で最も影響のある100人”に選ばれました。
・2014年インド政府から勲章に値する「パッドゥマ・ヴィブーシャン賞」を授与。
・2017年インド政府からRIMYI(※1)に、首相賞(Prime Minister’s Award For outstanding contribution for promotion and development of Yoga)の初代受賞者に選出されました。
アイアンガーヨガは、学校教育、トレーニング方法、社会貢献、医療分野でも取り入れられ大変注目されています。
※1、RIMYI
師が1975年にインドにRamamani Iyengar Memorial Yoga Institute(RIMYI)を設立。
【講師プロフィール】
松本 智子 (まつもと さとこ)
アイアンガーヨガ正式認定指導者(level Ⅱ)
アイアンガーヨガを学び始めて15年、日本の上級指導者のもとで学び続けています。
2児の母であり、家族の協力を得て、子育てとのバランスを取りながら国内外のWSやコンベンションに参加しています。
また、インド、プーナにあるアイアンガーヨガの総本山であるRamamani Iyengar Memorial Yoga Institute(ラママ二アイアンガーメモリアルヨガインスティチュート:RIMYI)でも学んでいます。
埼玉県川越市在住。